LinuxでWindows10のインストールUSBを作る

はじめに

今回はLinuxの記事です。こちらの記事を参考に、特殊なツールやアプリケーションを使わずに、Windows10のインストール用USBメモリを作成します。作業自体はGentoo/Linux上で行いましたが、別のディストリビューションでも大枠は変わらないはずです。事前に次の2つを用意しておきます。

USBのパーティション準備

USBメモリには2つのパーティションを切ってそれぞれデータを入れます。記事中では対象デバイスが /dev/sdb ですが、環境によって異なるのでdmesg等で確認してください。

  • EFIブート用、FAT32でフォーマットする。1GBくらい。
  • インストールデータ用、NTFSでフォーマットする。残り全部。
sudo parted /dev/sdb
GNU Parted 3.2
Using /dev/sdb
Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.
(parted) mklabel gpt                                                      
Warning: The existing disk label on /dev/sdb will be destroyed and all data on
this disk will be lost. Do you want to continue?
Yes/No? Yes                                                               
(parted) mkpart                                                           
Partition name?  []? UEFI_Boot                                            
File system type?  [ext2]? fat32
Start? 0G                                                                 
End? 1G                                                                   
(parted) mkpart                                                           
Partition name?  []? Win10                                                
File system type?  [ext2]? ntfs                                           
Start? 1G                                                                 
End? 100%                                                                 
(parted) print                                                            
Model: TOSHIBA USB FLASH DRIVE (scsi)
Disk /dev/sdb: 15.5GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt
Disk Flags: 

Number  Start   End     Size    File system  Name       Flags
 1      1049kB  1000MB  999MB   fat32        UEFI_Boot
 2      1000MB  15.5GB  14.5GB  ntfs         Win10

(parted) quit                                                             
Information: You may need to update /etc/fstab.

パーティションが作成できたらそれぞれフォーマットします。

sudo mkfs.vfat /dev/sdb1
sudo mkfs.ntfs -f /dev/sdb2

インストールファイルのコピー

Windows10のインストールISOイメージをloopbackでマウントし、必要なファイルをUSBメモリの各パーティションにコピーします。ISOイメージはiso9660ではなくudfでマウントしましょう。ここでは、/tmp/work/{uefi_boot,win10,loop}の3つのディレクトリを作成し、それぞれマウントしています。

mkdir -p /tmp/work/{uefi_boot,win10,loop}
sudo mount -t udf -o ro,loop ~/Downloads/Win10_2004_Japanese_x64.iso /tmp/work/loop
sudo mount -t vfat /dev/sdb1 /tmp/work/uefi_boot
sudo mount -t ntfs /dev/sdb2 /tmp/work/win10

マウントできたら、まずはUEFI用パーティションへ必要なデータをコピーします。

sudo cp -r \
  /tmp/work/loop/{autorun.inf,boot,bootmgr,bootmgr.efi,efi,setup.exe,support} \
  /tmp/work/uefi_boot
sudo mkdir /tmp/work/uefi_boot/sources
sudo cp -r /tmp/work/loop/sources/boot.wim \
  /tmp/work/uefi_boot/sources/boot.wim

データ用パーティションへも、同様に必要なデータをコピーします。

sudo cp -r /tmp/work/loop/sources /tmp/work/win10

コピー終了後、syncを叩いて書き込み終了まで待ちます。

sync

USBメモリへのデータコピーが完了したら、アンマウントして使用したディレクトリを削除おきましょう。

sudo umount /tmp/work/{uefi_boot,win10,loop}
rmdir /tmp/work/{uefi_boot,win10,loop,}

これでWindowsインストール用のUSBメモリができました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA