概要
FreeBSDに限った話ではないが、快適な日常生活を送る上できれいなターミナルを作ることは精神衛生上不可欠と言って過言ではない。多言語対応しているターミナルrxvt-unicodeとRictyフォントをインストールし、ターミナルの色をかっこよくカスタマイズする。

目次
- rxvt-unicodeのインストール
- Rictyフォントのインストール
- ターミナルの設定
- ターミナルの色を確認
- X起動時の設定
- まとめと余談
FreeBSDハンドブック 10.2. Linux® バイナリ互換機能の設定 を参照してLinuxバイナリ互換機能を有効化した上で、適当なLinuxバイナリを用意して動かしてみた。
FreeBSD 12.1をインストールした 記事で、ネットワーク設定中に出てきたSLAACを知らなかったので調べた。このサイトがわかりやすかった。
SLAAC(Stateless Address Autoconfiguration)はIPv6アドレスを自動設定する仕組み。リンクローカルアドレスを設定した後で動く。
SLAACでは、FF02::02(すべてのルータ宛マルチキャストアドレス)に向けてネットワーク設定の取得リクエストを投げる。上位64ビットのネットワークアドレスが返却され、下位64ビットはクライアント側のMACアドレスをもとにmodified EUI-64で自動生成する。
IPv6アドレスの自動設定は、SLAACの他にもDHCPv6(ステートレスとステートフルの2種類ある)が存在する。IPv6アドレスについては、ここがよくまとまっていてわかりやすそう。